包茎手術

包茎手術を受ける前に

包茎手術をする前に、包茎の人は「その手術はあなたにとって本当に必要なものなのか」ということを考える必要があります。包茎であろうと、セックスをする際に支障が無いのであれば手術は必要ないからです。

包茎手術を希望する理由

包茎手術を希望する人は以下のような理由でクリニックに出かけます。

  • 包茎そのものであることへの嫌悪感
  • 包茎を治したい
  • 友達からの勧め
  • 女性に嫌がられる
  • 早漏になるのが嫌
  • セックスにも弱くなりたくない
  • かっこ悪い
  • 恥垢が溜まり安く不潔
  • ペニスが臭くなる
  • なんとなく

これらのような理由もって包茎手術を受けに行く人は後を絶ちません。なぜなら、このような理由で包茎手術を受ける人たちは、「包茎手術を受けることですべての問題が解決する」と考えているからです。

包茎は病気ではない

しかし、包茎は病気ではありません。よって、治療しても外見が変わるだけで後は何も変わりません。

包茎の人はそれがすべてで手術を受けようとしますが、包茎であることは別に問題もありません。それに、不潔にしてなければ何の問題もないのです。

包茎であるということをどう捕らえるかは、個人的な価値観の問題です。包茎手術自体は亀頭部を覆っている包皮を削除し、亀頭部を常に露出させることにすぎません。

よって、包茎手術を受けることによりその人の問題が解決するのであれば、包茎手術はその人にとって大切なものとなり、包茎を別に気にしない人にとっては包茎手術そのものは必要ないものとなるのです。

日本人と欧米人の勃起の違いと包茎手術

欧米人の勃起の仕方と日本人の勃起の仕方には違いがあるため、日本人には日本人特有の包茎手術方法が存在します。

勃起の仕方の違い

欧米人は同じ長さのままで、だらりとした状態から勃起します。要するに、ただ起つだけです。そのため包皮は引っ張られることもありません。

一方日本人は、平常時は小さくなっていますが、勃起するときはペニス自体が膨張していきます。そのため、非常時と勃起のペニスの長さが変わってきます。このことが包茎手術を難しくしているのです。

勃起したときにペニスの大きさが変わるため、勃起時にペニスが長くなった分包皮も引っ張られることになります。そのため、勃起時に包皮がひっぱられる分も計算して包皮を削除するように手術する必要が出てきます。結果、平常時と勃起時の長さがかなり違う人の場合、包茎手術後も平常時は包皮があまるようになるため、平常時は仮性包茎という人もいるようです。

日本人にあった包茎手術

包茎手術で一番問題になるのが「勃起時に突っ張る」という症状です。これは勃起時のペニスの膨張率を間違えて計算した場合におきます。膨張する分包皮が無いからです。このような症状にならないためには、

  • 勃起したときに何cmになるか
  • 平常時と勃起時の大きさの違いは何cmか

をきちんと自分で把握しておくことが必要です。医者の前で勃起して見せるわけには行かないため、手術を受けるつもりの人はこの差をきちんと把握し、医師に申告しなければなりません。その申告の結果医師によって、手術をしても平常時は仮性包茎となるかどうかが判断されます。

包茎手術料金

クリニックで包茎手術を受ける場合、包茎手術料金に関しては健康保険の適応になり3割負担で済む場合と、自由診療のため保険が利かない場合に分かれます。

真性包茎や嵌頓包茎は保険適応

セックスに支障をきたす「真性包茎」「嵌頓包茎」の場合は、健康保険適応の手術なるため3割負担で手術可能となります。よって、包茎手術料金2~3万円程度と安価で手術できます。

ただ、この判断に関してはクリニックの医師の判断によってなされるようです。いくら自分が真性包茎、嵌頓包茎であると申告しても、医師が認めない場合自由診療の扱いになりますので注意が必要です。もし医師により仮性包茎であると診断されれば自由診療になりますので、手術費用は10万~数十万円と非常に割高になります。

ポイントとしては、「美容整形(美容外科)」の場合は完全に自由診療ということです。よって、保険適応されたい場合は「泌尿器科」が設置されているクリニックで包茎手術を受けることが必要です。そうすれば、真性包茎の場合は保険が適応になります。

包茎手術料金の支払方法

包茎手術料金の支払方法に関しては、多くのクリニックがキャッシュ、クレジットどちらも扱っている場合が大半です。また、クリニックによっては学割の適応してるクリニックもあります。学生の場合は、ホームページを調べたり電話で問い合わせるなどすると良いでしょう。

包茎手術料金の基本的な相場としては15万円くらいといわれています。手術費用が高くなるパターンとしては、手術後が目立たないようにきれいにするためという名目で上乗せされる場合がおおいようですが、あまりにも高いクリニックはトラブルの元になるため、他のクリニックと料金比較をしてから受ける方が良いでしょう。

高額請求するクリニックがある一方で、「安かろう、悪かろう」というクリニックも確かに存在することでしょう。ただ、基本的には上記のような手術料金が相場といわれています。あまりにも高額な包茎手術料金を請求するクリニックや、あまりにも安すぎるクリニックは何かあると考えたほうが良いかもしれません。

包茎手術の手順

包茎手術は以下のように手順で行われます。

  1. 亀頭部を露出させ、冠状溝(=亀頭部の根元のくびれた部分)から5mm程度ペニスの根元側に切り取る包皮の内側の切開線を決めます。
  2. 包皮を戻した状態で、1とは逆の切り取る包皮の外側の切開線を決めます。
  3. 陰茎根部かもしくは切開する場所に直接麻酔を打ちます。
  4. 内側と外側の切開線の間の皮膚だけを切除します。
  5. 出血している個所を止血します。
  6. 皮膚の断片同士を縫い合わせます。
  7. 止血のため、弾性包帯で巻いて手術終了です。

包茎手術後の痛み

包茎手術の痛み自体は、麻酔の工夫次第で何とかなるようですが、それでも麻酔が切れた後は痛みが出てきます。また、血が出ないで手術すること自体も不可能です。しかし、その痛みや出血も以下のような方法を用いれば軽減することは可能です。

包茎手術後の痛みを緩和する

包茎手術後は病院で1~2時間安静にするように医師に促されますので、それに従いましょう。また、痛みがある場合は鎮静剤か坐薬を使用し痛みを緩和するようです。

包茎手術後は化膿を防ぐために抗生物質を一週間近く服用していくことになります。また、包茎手術の翌日は一度外来し、傷の具合や痛みについて確認するのが通常のパターンとなっています。その検査の際に出血していた場合は再止血や再結合が必要になる場合もありますので、最低でも翌日の外来までは安静にしておくほうが賢明です。

また、手術が終わったその日には歩いて帰ることが可能ですが、翌日の外来を考えて手術をした日は極力安静にするようにしましょう。

包茎手術後の痛みに対する不安の解消

自分のペニスにメスが入るというのは不安なものです。包茎手術を不安に感じるようでしたら、気になるクリニックに問い合わせてみることをお勧めします。

クリニックには各クリニック独自の手術方法があります。色んなクリニックに問い合わせることにより、自分にあった治療法もありますし、とにかく問い合わせるだけでしたら顔を合わせることもありません。「どうも相談は恥ずかしい」と思う方でも電話等の相談であれば気にせずにでできるため、電話相談があるクリニックがあれば活用しましょう。

包茎手術の体験談を聞く

各クリニックが出しているホームページには手術を受けた人の体験談が載っています。これらを参考にしてどのような手術になるのか、どのような気持ちだったか、どのような結果になったかを読んでみましょう。成功した人の話を聞くと不安も解消されますし、同じ境遇の人の話は包茎手術に対する勇気も与えてくれます。

また、各種掲示板や情報サイトを探し、手術を受けた人の意見を聞くことも良いでしょう。掲示板などの場合は、良いことも悪いことも書かれています。そのようなダイレクトな意見は、クリニックを選ぶ際の非常に強い味方になるはずです。

包茎手術体験談を質問してみる

以下は、ホームページから包茎手術体験談を聞く方法です。包茎手術体験者から返事や悩み解決のための糸口をもらえる可能性があります。また、あなたの悩みに対して色々相談にのってくれる人も出てくるかもしれません。

包茎手術失敗の判断

その包茎手術が失敗であったかどうかは外見上失敗であったか、心理的に失敗であったかに分けられます。

外観上の包茎手術失敗

外見上包茎手術の失敗例とは、そのまま見た目におかしなペニスになってしまうということです。また、見た目にはおかしくなくとも機能上問題が出てきたのであれば、それも外見上の失敗といえるでしょう。以下はが、外見上の失敗例となります。

  • 包皮のむけ方が不自然になった
  • 切除した境目から色が変わってしまった
  • 接合部分が醜くなった
  • 勃起したときに突っ張るようになった

特に4番目の勃起時に痛みを感じるようになるのは、平常時と勃起時のペニスの長さを正しく申告しなかったことにより包皮が足りなくなってしまうことが原因でおこります。この場合、一度切除した包皮は取り戻せないため今後の生活にも支障をきたすことになります。

そのため、安全策をとって、非勃起時の包皮を余分にあまらせるように切ることになりますが、勃起したときと勃起していないときのペニスの長さや膨張率が大きければ大きい人ほど包皮をあまらせて切ることになるため、非勃起時には以前と同じ「仮性包茎」の人も出てくることになります。

心理面での包茎手術失敗

外観上と違って心理面での失敗は目に見えないものであるため、その包茎手術が失敗であったかどうかは微妙な問題であるとともにおくの深いものとなります。

外見上で最新の技術による完璧な包茎手術が成されても、自分のペニスが様変わりしてしまったことで自分が自分でなくなってしまったと思うようになる人もいるようです。人によっては包皮の再生手術までしてしまう人もいるとのことです。

ただ単純に包茎で無くなればよい、と考ええている人は自分が本当にその手術を受けるべきであるかということをもう一度自分に問い掛けてみる必要があります。

また、手術によってペニスに対する不満が解消されたとしても、

  • 不感症になった
  • 勃起しにくくなった
  • 射精しにくくなった

といったことも、包茎手術を行うと起こりがちになるようです。これは、仮性包茎の人が包茎手術を行なった場合の特徴でもあるようです。包皮のあるペニスがこすれるほうが包皮の無いペニスがこすれるより刺激があるためです。

なかなか射精しなくなることも、早漏がなおってよかったと考える人にはメリットとなりますが、セックスが気持ちよくなくなったと感じる人にはデメリットになってしまいます。

いずれにしても、包皮自体に性感帯があるためにそのようになるのですが、このような事実を把握して手術に望んであるのであれば問題は起きません。そのため、手術前にカウンセリングを行うクリニックが増えてきているようです。カウンセリングの結果手術の必要が無い人がいれば、手術費も無駄になりませんし、手術後に失敗であったと悩むこともなくなります。

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